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今回は人事のキャリアについての基礎講座です。
人事と言っても、採用、育成、人事労務など様々な仕事があります。
これらの役割をどのように分担しているのか、一緒に見ていきましょう!
人事の全体像を見てみよう
まず、人事の全体像を2つの軸で考えます。
横軸はチームのミッション、例えば採用や育成、人事労務などです。
そして縦軸は個人のミッションです。企画業務をする人もいれば、運用業務をする人や戦略全体を決める人もいます。
具体的なイメージが湧かない方のために、どの業務がどこに当てはまるのか整理しました。もし、自分がどこにいるのか分からなければ、動画を一時停止して確認してみてください。
人事のキャリアの特徴
次に、人事のキャリアの特徴について見ていきます。
人事のキャリアの特徴には、ネガティブな面とポジティブな面があります。
ネガティブな特徴
キャリアアップが難しい
人事戦略を担うには、採用や育成、人事労務など全てを理解していないといけません。
しかし、役割が縦割りになりやすいため専門が広がりにくく、人事の業務全てを網羅的に精通することが難しくなります。
転職の選択肢が少ない
人事は専門職ですが、人員不足を内部異動で補うことが多いため、他の専門職より転職市場での選択肢が限られます。
ポジティブな特徴
やりがいを感じやすい
一方で、やりがいを感じやすい仕事でもあります。
人事は会社の経営に大きな影響を与える役割であり、実務としても貢献実感が得やすいです。また、人事の経験が他のキャリアにも活かせることがあります。
人事以外のキャリア選択肢も広い
人事の専門性は「人」がテーマな分、人事以外の立場になってもそのまま活かしやすいため、キャリアの選択肢は広いとも言えます。
人事のキャリアには不透明さがあることも事実です。
キャリアアップの難しさや転職の選択肢の少なさが原因ですが、人事の仕事自体が楽しく、貢献実感があるため、必ずしも強い問題意識には繋がらないことも多いです。
キャリアシリーズで学べること
このシリーズでは、人事のキャリアについて学び、将来のキャリアをより明確にするためのヒントを提供します。
例えば、人事部長になるために必要な経歴やスキル、キャリアアップの難しさについて解説します。また、基礎知識など学んでおくべきことについても整理しています。
自身の人事としてのWill、Can、Mustを知り、人事の業務やキャリアについての不透明感を少しずつ減らしていきましょう。
HR Plusのサイトでは、キャリアに役立つ動画を整理しています。サイドバーから自分に合った動画を見つけて、学びを進めてください。
第1回はここまでです。次回はより具体的な内容に入っていきますので、ぜひご覧ください。ありがとうございました!